2011年2月3日木曜日

節分





今日は節分。
立春の前日。
中国では、春節祭で年明けのお祝いをする日。
旧暦の元日に当たる日である。
今年の恵方は南南東。
丙の方角だ。
恵方には、歳徳神(としとくじん)という今年の福徳を司る神様がおられる。
この神様は女性で大層美しい女神様だそうだ。
恵方巻きは今や全国区だが、昭和50年に商魂逞しい関西人が、地方の風習をうまく使って流行らせたものだ。
鬼うち豆で災厄を祓い、福を呼び込む豆まきとセットで節分の行事となっている。

芸能人や関取が、豆まきに借り出される日でもある。
お相撲さんは、豆を撒きに行く前に、襟を正すべきと思うが、どうだろうか。

私は2月生まれで節分を過ぎると1つ歳を重ねる。
今年は50の大台を迎える。
人生でも節分を迎えるように思う。
ただし、立春ではなく立秋だ。
そもそも、節分は季節の分かれ目。
夏から秋に入る節分が立秋。
まだ、立冬とは言いたくないが、秋に入っているには違いない。
秋は収穫の時期。
四十にして惑わず、五十にして天命を知るというが、相変わらず惑いっぱなしだし、何が天命なのかもわからない。
節目に近付き、そんなことを思う。

と、戸惑っていても仕方ない。
取りあえず、嫌なことが多いが、鬼は外、福は内で良い年になって欲しいものだ。

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