
昨日今日と研修を受講している。提案力・訴求力の研修だ。来月にはプレゼンテーションの研修もあり、研修漬けの日が続きそうだ。
研修場所は、大阪の梅田と天満の中間からやや天満よりの扇町公園の横にある研修施設だ。その施設は、独自の研修を企画する訳ではなく、研修場所の提供だけをしている。
落ち着いた雰囲気で洗練されたシックな感じのフロア。向こうが透けて見えるガラス棚には、何の本か分からないが、洋書が並んでいて、木製のパズルなども同じように並んでいる。上手く言えないが、こ洒落ているのだ。
研修はケーススタディというか、ある例をお題に如何に良い提案が出来るか色んな手法でグループでブラシュアップする形式だ。一日中拘束されるのは苦手だが、様々な知識を得られる有意義な研修である。
研修はその施設の3Fで行われていて、道路側に面したところから向かい側にある建物が見える。
昼休みに外を眺めていたら、向かいのビルの2階で人が左右に動いたり、手を上げたりしているのが見えた。よーく見ると、どうやらダンス教室のようだ。ソーシャルダンスいわゆる社交ダンスである。
こんなところにダンス教室があるんだ、とぼーっと観ていたが、はたとあることを思い付いた。
最近の研修は、個々人の意識改革を高め、会社変革を進めるのが目的だ。今回受講している研修もその一貫だが、内容自体については極めてオーソドックスである。
学ぶべきことは多いが、変革というキーワードに直接は関係ない。意識を変えるんだったら、普段したことがない事を体験するというのも良いように思える。大工さんだったら大工さんの世界の知恵や工夫があるだろうし、八百屋さんも仕入れのコツや良い野菜の見分け方があるだろう。業種や場所によって色々と参考に出来ることが数多くあるはずだ。
意識を変えるんだったら、そういう経験のないことに取り組むのも良いんじゃないだろうか。
そこで、ソーシャルダンスなんんて良いんじゃないだろうか。基本があり、華麗なステップを踏むための理論もあるだろうし、パートナーとの関係も大事にしなければならない。音楽をはじめ芸術の世界も極めて論理的な考え方が必要だと思う。理屈もなく良い絵は書けないし、華麗なダンスも披露出来ないはずだ。
という訳で、来年度の研修計画にソーシャルダンスを組み込むのはどうだろうか。IT関係や仕事に関係した研修も大事だけど、全然関係のないものから学ぶというのも、何かが得られるように思う。
例えば、自分のタイミングと相手のタイミングを合わすためには何に気を配るべきなのかとか、何にポイントをおくのかなど、それなりに学ぶことも多いような気がする。
とは言っても、本当にそいう研修されても困るだろうなあ。
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