
呟く(つぶやく)と囁く(ささやく)。どちらも似た感じの小声での喋り方を表す言葉だが、大きな違いは独り言かそうでないかだ。
「囁く」の口に耳が三つは、いかにも小声で喋るのをみんなが耳を寄せ合って聞いている感じがする。「呟く」は語源は知らないが、日本での用法だそうだ。
つぶ や・く 3【▼呟く】
(動カ五)
小声でひとりごとを言う。「不満げに—・く」
ささ や・く 30【▼囁く・〈私語〉く】
(動カ五)
〔「ささ」は擬声語〕
①小声で言う。声をひそめて言う。「耳元で—・く」「愛を—・く」
②うわさをする。「あちこちで議長辞任が—・かれている」
可能ささやける
大辞林 第三版
因みに去年の暮れから始めたtwitterは、「囁く」なんだろうか、「呟く」なんだろうか。
私が朝 駅に行って寒い寒いとぼやくのは「呟く」だと思うが、噂話している時は「囁く」だろうなあ。
例文にもあるが、「愛を囁く」というのもよく聞く言葉だが、よくよく漢字を見ると耳が多すぎると思う。愛を囁くならば耳は1個で良いじゃなかろうか。タイガー・ウッズなら逆に耳がかなり足りないかもしれない。
因みに、「囁く」はwhisper、「呟く」はmutter。twitterは「囀る(さえずる)」。
「うーん、寒い」と呟きたくなる1日だ。
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