
1ヶ月前からTwitterで呟きはじめた。
結構前から提供されているサービスなので、ここ最近の流行りという訳ではないが、鳩山さんがTwitterを始められたとか、ハイチ地震の情報発信にTwitterが役だったなどの話題もあり、クローズアップされている。
コンセプトは今何してる?ということだそうで、ブログとチャットの中間ぐらいのゆるいコミュニケーション手段だ。1回に送信できる文字数は140文字に制限されており、短い文章でつぶやく訳だ。特定のユーザーの発言をフォローしたり、返信やDMすることも可能だ。もう少しルールもあるが、極めて単純なルールだ。この単純さ故に様々な利用のされ方に発展している。
面白いか面白くないかは、今のところまだ実感するには至っていない。
各界の著名人の方々もTwitterされている人が多く、そういう人達をフォローするのも魅力の1つになっているようだ。
発展するサービスは、基本的に単純なルールで取っ付きやすいものである。敷居が低くなければ多くの人に広がることもない。そういう意味ではTwitterは、単純だが良くできた仕掛けである。
少し心配なのは、Twitterの過大評価と依存である。
最近政治家さんがTwitterを情報発信のツールとして利用されておられる。それ自体は大変良いことで即時性もあり、発言される方が見え、良いツールだと思う。自分の考えに対して多くの人の意見も聞くことができる。
大半は良識のある方のコメントだし、賢明な政治家の方なら鵜呑みにせず取捨選択された上で参考にされると思う。
しかし、得られる意見はネット上に存在する人だけの意見であり、良識云々に関係なく偏ったものになってしまう。
ネットの外には、未だに黒電話しか使わないお爺ちゃんやお婆ちゃんもいるし、存在すら知らない人も多勢いるはずだ。メールですら、まだしたことのない人が多勢いるだろう。
Twitterに限ってという訳ではないが、道具に頼りすぎるのは危険なので、上手く活用し使われないようにして欲しいものだ。
もう1つはメールや昔のポケベルのようにはまり過ぎて、このネットの世界が全てで、この世界にしかコミュニケーションが存在しないという依存性だ。
メールが来たら直ぐに返事しないといけないなんて、よく聞く話だ。道具に縛られて道具のために生きているというのも変な話だが、そこに陥ってしまう人もいるだろう。
Twitterだけじゃないが、道具は上手く活用したいものだ。
- Posted using BlogPress from my iPodTouch
0 件のコメント:
コメントを投稿