最近、暑い日が続いている。
熱中症でお亡くなりになった方も大勢いると聞く。
キャベツや山葵など比較的寒冷な気候に適した野菜も芯が腐るなどして不作だそうだ。
いつになったらもう少し涼しくなるのやら。
因みにラニーニャ現象の影響で冬場は逆に寒くなるそうだ。
また、知ったかぶった人間が異常気象と騒ぐのだろうか。
この暑い夏には相応しくないが、好きな表現の言葉がある。
ゆったりしている時にうたた寝をすることがある。
そういう時に少し眠ることを「まどろむ」と言う。
円やかな音が良いし、言葉を聞いただけでリラックスしていて、ゆったりした情景が浮かんでくる。
休日の昼下がり、居間の椅子に腰掛けウィスキーの入ったグラスを傾けるような某ウイスキー会社のCMみたいな情景だ。
漢字で書くとまた良い。
ま どろ・む 3【〈微睡〉む】
(動マ五)
①ちょっとの間眠る。仮眠する。「木陰で—・む」
②眠る。熟睡する。「わかき人は何心なく,いとよう—・みたるべし/源氏空蟬」
大辞林 第三版
「微かに睡る」ということだ。
ねむるは、睡と眠があるが、どちらも意味は同じようで、「睡」は、目(まぶた)が垂れるという字である。
会社帰りに疲れて居眠りをするサラリーマンは大勢いるが、まどろむ時間を持てる人はどれだけいるのだろう。
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