2010年8月25日水曜日

猫 Love & Peace








私は猫が大好きである。
動物は全般好きだが、特に猫が好きだ。
犬も飼っていたので、犬の素晴らしさも分かっているが、一番はと聞かれると、やはり猫が一番である。

現在も一匹の猫が我が家にいる。
ブログのアイコンにもしている茶トラの猫のTORAだ。
我が家に来て10年は経っている猫だが、食器棚の上に乗ったり、たまに走り回るから、まだまだ元気だ。
このまま、ずっと元気でいてほしい。

猫の何が良いかというと、先ずは見た目が好きだ。
まんまるの頭にまんまるの目、柔らかな毛に覆われていて、体型は曲線的。
前足を揃えて座ったときのバランスの良いフォルム。
ビー玉のように透き通った大きな目。
見ていて飽きない魅力がある。
特に好きなのは顎から首にかけての柔らかな部分だ。
背中とは違う一層繊細で柔らかな毛が気持ち良い。

性格も好きだ。
私はB型なので、我が道を行くタイプだから似ているのかも知れないが、人の指図に簡単には従わない。
やりたいことだけする。
甘えたい時に甘え、一人でいたい時は一人で過ごす。
気乗りがしなければ、誰が呼ぼうが知らんぷり。
兎に角、自由でマイペース。
あの自由さに憧れる。

と、見た目の行動だけを判断すると、そんな冷たい動物のどこが良いのかと、親犬派の人達に言われそうだが、直接的な愛情表現をしないだけで、飼い主との絆は深い。
よくあったのは、家族で些細なことでケンカになった時や息子のことで怒鳴りつけた時のことだ。
息子が筋の違う感謝のない考えで行動した事があり、堪忍袋の緒が切れて、大声で怒鳴りつけた事が何度かある。
そんな時は、必ずと言っていいほど、TORAが仲裁に入る。
ただならぬ雰囲気を感じ取って、息子と私の間に座ってじっと私の顔を覗き込んでくる。
何怒ってんの?という感じだ。
頭に血がのぼっていた私もハッと我に返る。
猫は平和を好むようで、ケンカをしたり、怒鳴っているのは落ち着かないから、いつもと違う空気を感じ取って、心配そうに顔を覗き込む。
「Love & Peace だよお父さん」と言われているような気になる。
犬も同じように飼い主の事を心配してくれるが、感情表現の仕方が違うのだ。
家に帰った時もドアを開けたら、必ずと言っていいほど玄関で待っている。
ドアをカチャカチャさわる前に察知しないと玄関には来れない筈だ。
一見、空気を読む気がないように思える猫だが、雰囲気や空気を読む能力は驚くほどだ。

たまに顔を見にやって来て、また違う場所に行き、寝ているのかと思えば、走り回っている。
平安の中で思うように自由に生きる。
それが猫のモットーなんだろう。




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