2010年3月29日月曜日

送別会の後




春は来ているらしいが、今日の寒さは真冬なみだ。
来なくてもいい黄砂は来るが、本格的な春はまだ遠い。
ああ、春よ来い。

先週の金曜日は予定通り送別会があった。
大盛りあがりの送別会になった。
これも予定通りだ。
二次会もまた盛り上がった。
これまた予定通りだ。

予定通りと行かなかったことが3つあった。
先ず、1つはデジカメを忘れたことだ。
送別会の必須アイテムを忘れてしまった。
良い写真を撮ることが出来ず残念だ。
撮った写真でフォトシネマを作るつもりが、方針変更しなくてはならない。

次に、どうもお酒が入って盛り上がると、熱いことを言ってしまう。
新人にそう言われて、確かにと思ってしまった。
説教はしないけど、熱いことをいつも言っているようだ。
寒いよりは良いので、これは許してもらおう。

最後は、送られる若いSEさんが、二次会で涙したことだ。
どうも、これまで苦しかったことを色々思い出して、感激して泣いたようだ。
ちょっと、想定していなかったので、びっくりした。
確かに、みんなとは苦しい思いを共有し、達成した時の喜びを分かち合った。
これは、同じ会社かどうかは関係なく、同じ体験をしたかどうかだ。

あるシステムのサービス開始まであと2ヶ月の1月、残っているトラブルが100件あった。
これは大変な数だ。
他のPJから引き継いだシステムだったので、元々色々と問題が内在していた。
そのため、問題が起こらないように事前策をあれやこれやと講じていた。
しかし、想定していなかった環境の問題が、途中で発生して大規模な改修を行なったため、品質が安定しなかった。

2ヶ月前で100件は尋常な数字じゃない。
正月休みも返上するかどうかPMは悩んだが、絶対にサービスさせるから休みは取ろうとお願いした。
休む時は休む。
メリハリなく仕事をしても効率が悪くなるだけ。
休んでリフレッシュして頑張ろうとなった。
サービス出来ないと思っていた人も少なからずいたが、私は絶対にいけると確信していた。
自分で言うのも変だが、後にも先にも、あの時の集中力とテンションは尋常じゃなかった。
文句を言う奴がいたらかかって来いという感じだ。

毎朝毎夕、問題を確認し、必要な措置を徹底して行なった。
その効果が出て、なくなる気がしなかった数のトラブルは、徐々に減っていった。
サービス直前には嘘のようにトラブルは解消した。
みんなで信じて真面目にやれば出来ないことなんてないと証明出来たのだ。
ざまー見ろという感じだ。
その時に一緒に頑張った1人が、この若いSEさんだ。
それに苦しい時に助けてくれたのが、やはり送別される古ピョンであった。

たいていの事は、出来ないことなんてない。
出来ないことを証明する方が難しいのだ。
だから、みんなで頑張れば怖いものなんてないのである。

いかんいかん、酒も飲んでないのに週明けから熱く語ってしまった。

という訳で、新たな道に進まれる3人には体には気を付けて頑張って欲しいものだ。

- Posted using BlogPress from my iPodTouch

0 件のコメント:

コメントを投稿