2009年6月29日月曜日

永遠のスター



最近、蒸し暑い日が多くなった。
昨日はどこか忘れたけど35℃を超えた所もあったそうだ。
我が家のTORAもフローリングの床に長く伸びて暑さを凌いでいる。本当に暑そうだ。

マイケル・ジャクソンの死は残念だった。多くのファンの願いが叶うことなく天国に召された。
ビッグスターだから早死にするとは限らないが、マイケル・ジャクソンのようなレベルのスターが亡くなると、衝撃も大きく、死後も生前の逸話が伝説化される。
不慮の事故、病気、自殺など亡くなった理由は違えども、皆一応にそうなってしまう。
ジェームズ・ディーンはたった3本の映画に出演し、自身が操るスパイダーで事故死し、伝説のスターとなった。
アイルトン・セナは、低迷する古巣マクラーレンから勝利を求めてウィリアムズに移籍し、サンマリノ・グランプリで時速200kmを超えるスピードで激突死した。母国ブラジルでは、国葬扱いで彼の死を悲しんだ。
自宅前で偏執的なファンに射殺されたジョン・レノン、謎めいた死を遂げたマリリン・モンロー、などなど不慮の死を遂げた後も彼らの話は尽きることなく語られ、本や映画化され神格化していく。
スティーブ・マックイーン、リバー・フェニックス、エルビス・プレスリー、ヒース・レジャー、ジュディ・ガーランド、ジミー・ヘンドリックス、ジャニス・ジョプリン、ブルース・リー・・・
皆一応に伝説となったスターだ。
ブルース・リーが日本で騒がれたのは、彼の死後だ。本人が既に他界しているから、彼の新しい映画を観たくても存在しない。死亡遊戯という映画は撮影済みの限られた映像をどうにか編集で補い、公開された。
彼の息子ブランドン・リーも父の意志を継いでアクションスターとして活躍し、大スターの階段を上り始めた矢先、事故で亡くなった。

運命とは皮肉なものだが、皮肉だからこそ神格化、伝説化され、永遠の存在になるのだろう。

マイケル・ジャクソンは、波乱に満ちた生涯の幕を下ろし、冥界に旅立った。
彼もまた伝説のスターとして皆の心に生き続けるだろう。
早逝は悲しいことだが、痛々しかったマイケル・ジャクソンの姿を見ていたので、やっと彼に平安が訪れたようにも思う。

私のような凡人には理解出来ない世界を生きてきた彼ら。
また、一人、永遠のスターが夜空に瞬く。

因みに、同じ時にチャンリーズエンジェルのファラ・フォーセット・メジャーズも癌と闘い続けていたが、願い叶わずライアン・オニールに看とられ亡くなられた。
彼女もまた夜空に輝くことだろう。


∧-∧
(=^・^=)kinop

2009年6月26日金曜日

マイケル・ジャクソン大丈夫か



今朝、いつもはめざましテレビを観ているが、珍しくズームイン朝を観た。
ズームインだからということはないと思うが、マイケル・ジャクソンが、心肺停止で病院に緊急搬送されたと伝えていた。一部の報道では既に死亡したとも言われており、詳細はまだ明らかではないが、あまり良い状態ではなさそうだ。
衝撃的なニュースだが、マイケル・ジャクソンには何かそういうことがあってもおかしくないイメージがある。
度重なる整形に異常に白い顔。児童の問題。奇行の数々。
スーパースターゆえの孤独からか、常に精神的に限界の状態でいたのではなかったかと勝手に想像してしまう。
全然タイプが違うけど、カレン・カーペンターが拒食症で亡くなったことを思い出した。スーパースターにしかない孤独や苦悩があるのだろうか。それとも、そういう運命が用意されているのかと、よく言われるが、スーパースターだけが悲運にあい、普通の人だから平凡な一生を全うするわけではない。注目のされ方が、比べ物にならないほど違うからだ。
だから、マイケル・ジャクソンも同じ人間。ただ単純に孤独のまま亡くなるのは、可哀想に思う。いろいろと世間を騒がせた人だが、今回は良い方向に向かうことを期待するばかりだ。

さあ!今日は金曜日。
楽しい週末になるか、ガンポン君に日曜日の出勤を頼まれるか。
先週は出勤しただけに休みたいなあ。

∧-∧
(=^・^=)kinop

2009年6月25日木曜日

おお盛り上がり



昨日のブログに書いたように昨晩は送別会があった。
部長、バッちゃん、ミッキー君の送別会だ。
バッちゃんは俺はエロおやじじゃないと宣い、ミッキー君は決して真面目じゃないと記事を修正してほしいと抗議したが、彼らを知る人は皆一応に記事の公正さに納得しており、上告棄却と相成った。
まあ、昨日のブログは十分送別会のネタになったようで良かったかな。

送別会では、お決まりの感謝の言葉や送られる方々のご挨拶はあったが、それに加えて、ハグ大会が行われた。
送別会だからハグがあってもおかしくはないが、ちょっとした経緯があってハグ大会となったのだ。
以前、トラブルの関係でちょっとした行き違いで、オーさんとテラリンが職場のど真ん中で、取っ組み合いになりそうな怒鳴りあいをした。1分あるかないかの短い喧嘩だったから、止めようとしたやっぱり短気なジュンちゃんが駆け付けた時には終わってしまっていた。止めようとしていたはずだが、どことなく残念そうなジュンちゃんの顔が印象に残っている。
そういう賑やかな喧嘩は滅多にないから周りもザワザワ。なんやなんやと騒ぎにはなったが、あまりにも短かすぎて見逃したと残念がる人も多くいた。
で、騒がすだけ騒がして当の本人達はこっそりお茶を飲みに行って、夕方には仲直りしていた。想像するにこんな感じだったと思う。

オーさん:テラリンさっきはごめんな。
テラリン:いや僕の方こそごめんな。ちょっとイライラしてて、オーちゃん。

オーさん:いや、僕がわるかってん。
テラリン:いや、僕やて。

オーさん:それにしても、このクリームソーダ美味しいなあ。
テラリン:ほんまやな。また、こよな。

※中学1年生になった気持ちで読んで欲しい。

と、想像だがこんな感じで仲直りしたに違いない。
本人達は良いけど、あれほど騒がしておいて、勝手に仲直りするというのは道理が通らないと思い、みんなに職場での喧嘩のルールをメールした。
メールには、みんなを騒がして喧嘩をした時には、喧嘩をした当事者どうしが、部長の前でハグすることと書いた。

ちょっと長くなったが、そういう経緯で、送別会ではテラリン、オーさんだけでなく、誰やかれやとハグ大会になったのだ。
いいオッさんどうしが、抱き合ってるわけだが、これが面白かった。変な話だが、スキンシップは大事だなあとあらためて思った。
これもオーさんとテラリンのお陰だ。

で、本題の送別会だが、部長とじっくり話する機会もなかったので、いろいろ話が出来て良かった。部長は飲みに行って仕事の話をするのはお嫌いなので、それも良かったが、送別会だというのが残念だ。
バッちゃんは、マサ御大に最後のお説教を受け、笑いながら怒る人ミッキー君は怒ることもなく、みんなでワイワイと楽しい送別会だった。
幹事さんは本当にご苦労様でした。

一次会の後、部長やバッちゃん、ミッキー君、マサ御大、モリリン課長、オーさんと猫オヤジ、フルピョン、などなど大勢で二次会に行った。うちの職場の元課長のダイサクさんも一緒だった。
言い出しっぺは私だったが、優しいオーさんに満席の店に交渉してもらって近くにある同じチェーン店の席を確保してもらい、支払いもオーさんにしてもらった。オーさんには、失礼なことをしたが、まあたまには甘えても良いか。(^-^)
※写真が心優しいオーさんだ。

二次会は二次会で、送別会にはほとんど関係ないエロ話。ちょっとブログには書けない内容ばかりだ。俺はエロおやじじゃないと言っていたバッちゃんが一番楽しそうに話していた。
部長もどうやら、バッちゃんが、真面目で不真面目なエロおやじというのがぴったりで的確な紹介だということを理解されたようだ。

という訳で、楽しい良い送別会だったと思う。
みなさん体には気をつけていただきたい。
あらためて、ありがとうございました。

∧-∧
(=^・^=)kinop

2009年6月24日水曜日

贈る言葉


今日は送別会。
部長と同僚2人の送別会だ。
場所は行き着けの居酒屋さん。

同僚2人とは結構長い付き合いで、8年ぐらいになる。
部長は兼務されていたこともあり、実際に同じフロアに机を並べて仕事をしたのは1年に満たない。

部長は管理者の中では一番背が高く迫力のある人で、押しも利く頼り甲斐がある人だ。かと言って、口うるさく怒鳴ることもない。
信頼していただいているからだとは思っている。気になる点は、アドバイスや注意をしていただくが、後は良きにはからえだ。
話好きでたまにウロウロと職場を歩かれ、他愛もない話をして、コミュニケーションをとられる。
部長と比べたりするのは失礼だが、私も部長と同じで、日にもよるがSEさんの席や何やと話すようにしている。だから自慢じゃないが、SEの名前を一番知っているのは私だと思う。
普段から普通の話も出来ないやつは、仕事の話も出来ない。なあなあはいけないが、仲良くなければ仕事なんて上手くいきっこない。逆に良く話をしていれば、どんな考えを持っているか分かってもらえるし、はっきりとものも言える。
品質管理、進捗管理、リスク管理が大事だというのは当たり前だが、コミュニケーションできないと機能しない。人と話せてなんぼの世界だ。
話が脱線したが、そういう意味で部長は良い部長だったと思っている。
一緒に仕事をさせていただいた期間が短かったのが残念だ。願わくばまだまだ残っていただきたい。
会社のイベントでは、一番迫力がある部長がおられなくなるのは寂しい限りだ。

同僚の2人は、年下だが、今の職場は私より古くからいる。
バッちゃんは、真面目なのか不真面目なのか分からない変わったやつだ。ただ、エロいことだけは間違いない。
何か頼まれたら細かいことまで気になるらしく、深堀していくタイプだ。自分で調べたり勉強する姿勢は感心する。私には真似できない真面目さだ。
かと思えば下ネタ大好きのエロおやじぶり。
いったいあいつは、真面目なのか不真面目なのか。
能力は高いが、好き嫌い、思い込みで力を発揮出来ていない気がする。
次の職場では、もうちょい大人になって頑張ってほしいものだ。

もう一人のミッキー君は、顔はいつも笑顔だが、自分が正しいと思えば、恐い先輩であろうが、誰であろうが真っ赤な顔して、納得いくまで立ち向かう。
小さな体に笑顔のミッキー君は、見た目と違い、ファイターなのだ。
昔、竹中直人が笑いながら怒る人というネタをやっていたが、ミッキー君はその実写版である。
職場の中でも1、2を争う真面目な男で、やり抜く気概もあり、バッちゃん同様一生懸命に努力する姿勢は素晴らしい。
あとは、真っ直ぐ前だけばかり見ずに思い込みにはまらなければ良い方向に伸びると思う。
大分と意識しているのは感じるから、あともうちょいだ。

仲間が減るのは寂しいが、能力を買われての転勤と、長年ご苦労されて新たな道に進まれる門出のお祝いだ。
今日は、大いに飲んで話ができればと思う。


みなさん、ご苦労様でした。いろいろありがとうございました。
体には気をつけて、新しい場所でのご活躍をお祈りしています。


∧-∧
(=^・^=)kinop

2009年6月23日火曜日

役立つ猫覚まし


今朝は、目覚まし時計の役割でもある携帯電話に、ふとんがかぶさっており、目覚ましの役目を果たさなかった。
TORAには聞こえたのか、ベッドにやって来て、にゃあにゃあ。TORAのお陰で寝坊せずに済んだ。本当にお前は、気が利く猫だ。
でも、休みの日には気持ちよく寝ていたら、にゃあにゃあ鳴いて早く遊んでくれと起こされることもあるから起きてほしいだけのような気もするが。

今日は、KISSを聴きながら出勤だ。

Beth
Love Gun
I Was Made For Lovin' You
Strutter

などなど、お馴染みの曲のベスト盤だ。
♪I Was Made For Lovin' You Baby〜
良いなあ、KISSは。

2009年6月22日月曜日

謎のピアノマン

サンケイ新聞のホームページで面白い記事を目にした。

東京では、ビックカメラや高島屋の電子ピアノ売り場にホームレス風の謎のピアノマンが現われ、すごいテクニックを披露し、リサイタルのような状態になっているそうだ。
巧みな指運びでめまぐるしく曲調の変わる曲を弾き、通りかかる人はその凄さに思わず足を止めて聴き入ってしまう。
男性は、真野和男さん77歳。
平日は、ほぼ毎日、都内の家電量販店で自作の曲を演奏している。自宅には楽器はないそうで、家電店に来ては練習も兼ねて演奏している。
平成17年にリリースした自作自演のCDも売り場でMDに録音したという。
家電店で毎日電子ピアノを弾くようになって8年ぐらいだが、弾き始めた頃からたどると40年以上だという。

真野さんは太平洋戦争直後、食べ物にも困る状況で、高校卒業後は知り合いの紹介で米軍基地に勤め始めた。教会で聖歌隊の合唱の指揮をしたり、基地内のクラブで弾いたりし、アメリカの音楽に触れたのがこの時期だ。
その後、希望だった音大に入学するが、望んでいた音楽を教えてもらえないことが分かり、中途退学。
退学後は、作・編曲、バンド活動や音楽イベントの企画、音楽教室での指導に楽器のリース業など様々な活躍をされた。
高級車を乗り回したり、ホテルのバーに20本ものボトルをキープする派手な生活を送り、株でもかなりもうけたそうだ。プライベートでは、3回の結婚と3回の離婚を経験。
48歳で突如、ぜんそくを患い、療養のために八丈島で暮らし、東京に戻って来た時には、すでに60代半ばだった。
音楽への思いは強く、慣れ親しんだ電子ピアノ売り場へ舞い戻ったそうだ。

真野さんは売り場で弾く理由をこう語る。
「山寺で1人静かに弾いていたってだめ、音楽の原点は路上で聞かせること」。
音楽の楽しさを伝えたい強い思いが、電子ピアノ売り場で弾く理由なのだ。
店の迷惑も考えて、1店舗1時間半くらいまでと決め、午前中はベスト電器新宿高島屋店、午後はビックカメラ有楽町店本館、夕方はビックカメラ新宿西口店と場所を変えてピアノを弾いている。
しかし、お店にとっては真野さんに毎日来て欲しい存在になっているようで、ビックカメラの店長のお話では、真野さん目当てで来店する人も少なからずいるらしく、できることなら毎日来て欲しいぐらいだそうだ。
真野さんは、電子ピアノの良さを理解しているから、100台以上はお客さんにピアノを紹介し、大勢の人が実際に電子ピアノを買っている。
店員にもお客さんにもファンは多く、もっと多くの人に彼の曲を聴いてほしいと願っている。

どうだろうか。
いやなニュースばかりを耳にすると、こういう良い話を聞くと嬉しくなってしまう。
これからも元気でピアノを弾いて欲しいものだ。

サンケイのページでは、真野さんの曲も聴けるので、是非ニュースに目を通して欲しい。

2009年6月21日日曜日

裁判員制度に思うこと

ここ最近はブログの更新も滞りがち。月1回のペースに落ちている。
筆が進まないというか、携帯のキーを押す気にならない。
生きているからいろんなこともあるし、感じることもあるが、悲しい話が多すぎる。
笑える話もあるが、次の瞬間に笑顔も消えてしまう。

通り魔殺人の犯人は法廷で人を殺すのは蚊を殺すのと同じこと、ライオンがシマウマを食べるのに理由がいるのかと反論した。
西淀川の少女の虐待死は、躾にかこつけて、何の罪もない幼い命を奪った。
つい先日にも、大阪でふられた逆恨みで男子高校生がバットで撲殺された。殺された少年は、頭蓋骨が何か所も陥没骨折しており、バットが折れるほど何度も強い力で僕打したらしい。

そういう犯罪は、極一部だというのは理解しているが、耳にすると何ともやりきれない気分になる。
通り魔殺人犯の男は、死刑になりたいから人を殺したという。自ら命を絶つのは恐ろしいから死刑になりたかったから、面白いゲームがなくなったから犯行の時期がきたとも言っている。
身勝手な理由で殺された人は浮かばれないのはもちろんだが、残されたご遺族の気持ちは察することも出来ない怒りや無念さがあるだろう。
殺人犯は、多分望みどおり極刑に処されるはずだ。犯罪を犯した人間の望みが叶い、罪なき被害者は将来を絶たれ、ご遺族は大きな悲しみをこの後も背負っていかなければならない。

死 刑の是非が論じられるが、私は基本的に存続すべきだと思っている。人の命を奪った罪は、命でしか償えないからだ。だから、1人殺しただけでは死刑になりに くいというのも理解し難いし、自首すれば極刑を免れるというのも納得出来ない。実際に闇サイト殺人事件では、死刑になりたくないからという理由で自首した 犯人は死刑を免れる判決が言い渡された。

目には目を、歯には歯をが望ましいとは言わないが、鬼畜の犯罪には、同じ苦しみを味あわせたいと思うのが人情だと思う。
通り魔殺人犯には、死刑が如何に苦しく楽に死ねるものではないことを理解させ、恐怖に怯えながら刑に処されることを願う。
人の死を願うとは、何ともやりきれないが、こういう犯罪が皆無になることはないだろうから、また同じ様な犯罪が起これば、やはり同じ様に思うはずだ。

裁判員制度がいよいよスタートしたが、この制度では有罪・無罪の判断だけでなく、量刑についても裁判員が関わることになる。
難しい事件もあり、何もかも上手く運ばないとは思うが、陰惨で残虐・残酷な事件には、一般的な国民感情を反映し、被害者や遺族の気持ちを思う正当な判決が増えることを期待する。
少なくとも、1人だから、自首したから、反省しているからという数や事後に重きを置いた判決はなくなってほしいものだ。
冤罪の問題も危惧されるが、プロの判事との組み合わせで、冷静に正当な判決がくだされると期待する。

とにかく、気の滅入る悲しい事件はなくなってほしいものだ。