最近、蒸し暑い日が多くなった。
昨日はどこか忘れたけど35℃を超えた所もあったそうだ。
我が家のTORAもフローリングの床に長く伸びて暑さを凌いでいる。本当に暑そうだ。
マイケル・ジャクソンの死は残念だった。多くのファンの願いが叶うことなく天国に召された。
ビッグスターだから早死にするとは限らないが、マイケル・ジャクソンのようなレベルのスターが亡くなると、衝撃も大きく、死後も生前の逸話が伝説化される。
不慮の事故、病気、自殺など亡くなった理由は違えども、皆一応にそうなってしまう。
ジェームズ・ディーンはたった3本の映画に出演し、自身が操るスパイダーで事故死し、伝説のスターとなった。
アイルトン・セナは、低迷する古巣マクラーレンから勝利を求めてウィリアムズに移籍し、サンマリノ・グランプリで時速200kmを超えるスピードで激突死した。母国ブラジルでは、国葬扱いで彼の死を悲しんだ。
自宅前で偏執的なファンに射殺されたジョン・レノン、謎めいた死を遂げたマリリン・モンロー、などなど不慮の死を遂げた後も彼らの話は尽きることなく語られ、本や映画化され神格化していく。
スティーブ・マックイーン、リバー・フェニックス、エルビス・プレスリー、ヒース・レジャー、ジュディ・ガーランド、ジミー・ヘンドリックス、ジャニス・ジョプリン、ブルース・リー・・・
皆一応に伝説となったスターだ。
ブルース・リーが日本で騒がれたのは、彼の死後だ。本人が既に他界しているから、彼の新しい映画を観たくても存在しない。死亡遊戯という映画は撮影済みの限られた映像をどうにか編集で補い、公開された。
彼の息子ブランドン・リーも父の意志を継いでアクションスターとして活躍し、大スターの階段を上り始めた矢先、事故で亡くなった。
運命とは皮肉なものだが、皮肉だからこそ神格化、伝説化され、永遠の存在になるのだろう。
マイケル・ジャクソンは、波乱に満ちた生涯の幕を下ろし、冥界に旅立った。
彼もまた伝説のスターとして皆の心に生き続けるだろう。
早逝は悲しいことだが、痛々しかったマイケル・ジャクソンの姿を見ていたので、やっと彼に平安が訪れたようにも思う。
私のような凡人には理解出来ない世界を生きてきた彼ら。
また、一人、永遠のスターが夜空に瞬く。
因みに、同じ時にチャンリーズエンジェルのファラ・フォーセット・メジャーズも癌と闘い続けていたが、願い叶わずライアン・オニールに看とられ亡くなられた。
彼女もまた夜空に輝くことだろう。
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(=^・^=)kinop